TOP > 畜産環境研究開発事業 研究開発事業概要 > 日本型悪臭防止最適管理手法を用いた畜産悪臭苦情軽減技術開発普及事業(平成29~31年度)

畜産環境研究開発事業 研究開発事業概要
日本型悪臭防止最適管理手法を用いた畜産悪臭苦情軽減技術開発普及事業(平成29~31年度)

事業の目的

畜産現場と一般住民居住場所の近接化や国民の環境問題への関心が高まる中、畜産に対する苦情の55%が悪臭に対するものである。このため、BMP(最適管理手法)活用畜産悪臭苦情軽減技術開発普及事業(H26~28)において、実験的レベルでの技術開発をもとに「日本型悪臭防止最適管理手法」を策定したところであるが、実証的レベルにはいたらなかったことから、本事業では農場レベルで実証し、とりまとめる。


このため、以下の実証試験に取り組む。

事業の内容

  1. 畜舎等臭気発生抑制及び悪臭苦情軽減技術実証事業

    ミスト噴霧によるダスト低減技術、バイオフィルターによる臭気発生抑制技術、遮へい壁による臭気拡散防止技術等の各種技術を組み合わせ、畜舎等から発生する臭気の低減効果を農家で実証するとともに、畜舎等から発生する不快臭を軽減するためのマスキング資材や消毒液の効果判定を行う。

  2. 日本型悪臭防止最適管理手法優良事例集作成普及事業

    上記の成果をふまえ、日本型悪臭防止最適管理手法を活用した優良事例及び密閉縦型堆肥化装置に設置されている既存の脱臭装置を調査・評価した結果をとりまとめ、技術者及び生産者に配布し、技術の普及を図る。


ページの一番上へ戻る